人生で初めて、電報を打ちました。


先日、祖母が亡くなりました。
老衰で、苦しむことなく穏やかに亡くなったと聞いてます。

これを書いている2022年1月現在、新型コロナウイルス・オミクロン株大流行の第6波真っ只中でございまして。
こんなご時世のため、お葬式に帰ることができませんでした。

おばあちゃんが亡くなる数日前から、実家の母親より
「そろそろおばあちゃんが危ないかもしれん」
「もしお葬式になっても帰って来ないでいいです、近くに住んでる親戚だけで済ませます」
って連絡をもらっていたので、いざ亡くなったとの電話をもらったときも、大きなショックをいきなり受けることはなく。
むしろ、数日間心の準備をさせてくれて、その間におばあちゃんのことを思い出したり祈ったりする時間をもらえて、ありがたかったなぁって思っています。

で、亡くなったって電話のときに、母から
「電報を打ってみらんね、社会勉強だと思って」
って言われまして。

おうよ! やったろうやないかい!
と思って、人生で初めての電報を打ちました。

人生初が弔電ってのもどうなん、と思ったけど、まぁまじでこんなご時世じゃないとやらなかったと思うからね…
コロナじゃなければ急いで飛行機に飛び乗って、帰省していただろうしね。

ということで今回のエッセイは、おばあちゃんが亡くなったから思い出話を…ではなく、
私が電報を打つのにてんやわんやした! っておはなしです!
この先、悲壮感がいっそゼロに近いです! ふへへへ!



あのさぁ、みんなさぁ、電報って打ったことある?

私さぁ、電報って電話で申し込むもんだと思ってて、でもやり方がわからないな〜Google先生に聞くか〜ってググったら、
今はネットでも申し込めるのね!?!?
そりゃそうですよね今もうこんなにネット社会ですもんね!?!?

しかも電報を出してくれる会社さんが、電報を打つときの言葉遣いだとか、いつまでに届くようにするだとか、
それはもうご丁寧に電報のマナーをまとめてくれているんですよ…!

はーーーありがたやーーー電報初心者でもこれを見ればなんとかやってけるーーー!!!
すごいぜ電報!!!

ということで、まずは電報の台紙を選びまして。
おばあちゃんの雰囲気に合った、かわいいお花の弔電用の台紙にしました。

しかもなんか電報以外にプレゼントとかもセットにできたりするのね!?!?
へ~~~これも初めて知った~~~!
今回はお線香のセットにしてみましたよ!
いろんな法要とかお墓参りとかにも帰れるまでに時間がかかりそうなので、なにか少しでもお供えできればなぁ、と思って。
次に帰省するときは、お花とお菓子といっぱい持って帰りたいなー。

で、台紙を選んだあとは文章を作るんですが。
これまた楽チンなことに、もうすでに定型文がいくつか用意されてる〜〜〜!!!
ビバ、ネット社会! ありがとうネット社会!

いや、たぶん電話で申し込むやつでもオペレーターさんがいろいろ助言してくれるんだと思うんだけどさ、
今回は定型文プラス自分の言葉で何か書きたかったっていうのもあって、
オペレーターさんの時間を奪ってあれこれ悩むのは罪悪感があるなぁ…粗方考えてから電話しなきゃなぁ…と思っていたので、
その罪悪感がなく自分でゆっくり文章を練られる、っていうのは本当によかった…!
ありがとうネット社会!(2回目)

それでさ、電報の宛先なんですけどさ、
弔電の場合はお葬式の斎場に届くように住所を入力して、
宛名は喪主の人にするって知ってた…?

私これまた初めて知った〜〜〜!!!
そりゃそうですよね、故人の名前で送っても本人受け取れねーじゃん! って感じですよね!?
は〜〜〜喪主の人に送るのか〜〜〜了解!!!

今回は、斎場の名前は母から電話で聞いていたので、そこをググって住所を調べて、
喪主はたぶん叔父だろうな…と思って叔父の名前を宛名にしまして。
(※みんなはちゃんと確認しようネ! わたしゃ今回は確認がめんどくさくて、「たぶん叔父だよね! まぁ喪主間違ってても誰かしら絶対斎場にいるしね! 身内の式だし間違っててもいいや!」って開き直って書いちゃったよ!)
(適当人間)

あと、ネット社会に3回目の感謝を捧げたのは、入力した文章がその場でレイアウトの確認ができること…!!!
すごーーー!!!
しかもフォントだとか縦書き・横書きだとかが選べる!!!
へーーーすごーーー!!!

ウンウン唸りながら文章をひねり出し、レイアウトを確認しながら、
「やっぱり縦書きの方がいいか…」
「あっ、ここで改行した方が見栄えがいいよね」
とか試行錯誤して、
最終的に縦書きで毛筆っぽいフォントにして納得の仕上がりに。
縦書きの毛筆フォントはオプションで100円追加。まぁそうですよね。
よいのです、見た目って大事よね。
せっかくのばーちゃんの弔電なのに100円をケチケチしてらんないわよ。

余談ですが、わたくしバイトでギフト商品を扱う会社にいたことがありまして、
内祝いやら香典返しやらのメッセージカードを作ったりしてたんですよ。
そのときにレイアウトとか改行とか、カードの見栄えにはめちゃくちゃ凝りまして。
今回の弔電のレイアウトも「あーーー懐かしい! こんなことやってたな!」って思い出しながら作りました。
楽しかったー。こういう作業大好きなんですよね。

さて、最後にクレジットカードでお支払いをして、母親に「弔電送ったよ〜」ってLINEをして終了です!!!
お疲れ様でした!!!

弔電を送るという作業が、今まで使ったことない脳みその部分を使ったようで、そのあと唐突な眠気に誘われて昼寝しました。笑
親戚のみんなは斎場でてんやわんやしているだろうに、私はコタツでぐーすか寝とったわ。すまんな。

さて、その後弔電は無事に届いたようで、母親からではなくまさかの従兄弟から「届いたよ〜」ってLINEがきました。よかったよかった。
この従兄弟が大変に心優しい人で、一息ついたであろう時間におばあちゃんの写真を送ってくれたり、「火葬の時間が○時になりました、よかったらお空を見てあげてね」って教えてくれたりしまして。

正直、私が今回参列できずに何が一番悲しかったかって、最期におばあちゃんの顔を見れないことだったので、従兄弟が写真を送ってくれて本当に嬉しかったです。
葬儀も忙しいだろうし、棺の中を写真に取るのははばかられただろうに。
優しい従兄弟に感謝です。
今度帰省するときは、親戚のみんなにも美味しいものをたっぷり買って帰らねば。



ということで、お葬式に帰れず、人生で初めて電報を打ったよ体験談でございました。

新型コロナが流行した2020年の最初のうちから、
「あー、こんな状況じゃ、もし誰かが亡くなってもお葬式とか行けないよなー…」
「入院した人のお見舞いとかももってのほかなんだろうなー…」
「親戚のじーちゃんばーちゃんとか、お世話になった先生方とか、元気に過ごしてほしいなー」
「っていうかみんなコロナにかからないでくれ…まじで…私も気を付けなければ…」
とは思っていたけど、
まさか本当にお葬式に出られないタイミングが来てしまうとは。

っていうか、コロナが流行してからというもの、おちおち帰省もできなくて、おばあちゃんにも会えず仕舞いでお別れになってしまった。
それが本当に寂しくて悲しいです。
誰が悪いわけでもないしね…。

この先も、
「誰もコロナにかからんといてくれ…」
「みんな毎日元気に過ごしてくれ…」
って願うしかなく、
あとは自分にできる対策を地道にやるしかない日々で歯痒い思いもありますが、
また楽しく集まれるときがきたらいいなあって思います。

すっごく乱暴な言い方をすると、おばあちゃんとは物理的に会えなくなった分、
おばあちゃんのことを思い出せば、いつでも私のところに会いに来てくれるだろうなぁって思ってますし。

今度堂々と帰省できる時期がきたら、ゆっくりお仏壇に手を合わせたいです。
おばあちゃん本当にお疲れ様でした、本当にありがとうございました。


お葬式とか、結婚式とか、入学式とか卒業式とか、
コロナで人生の節目のイベントを思いっきりやれない人もとっても多いと思いますが、
みんな体に気を付けて、ハレの日は美味しいものをいっぱい食べて、ケの日には養生して、
こんなご時世でも笑顔で過ごせたらよいものですね。

んで、なにかしらのタイミングで電報を打つ用事がある方は、
初心者でもインターネットという文明の利器を使えばバッチリ大丈夫です!!!笑
愛のこもったメッセージがお相手に届きますように。

それでは、また次回。